お疲れ様です
こんにちは、きちです。
8月11日から14日までお盆休みでした。
結婚していたり彼女がいたりすると忙しいのでしょうが、いつもどうり独り者の私は実家で家族と過ごしました。まあ、自営業なので手伝いもしましたが。
15日、16日は地元のお盆祭りだったのですが、よりにもよって大雨洪水警報が発令されて、実際に結構な量の雨が降りました。
それまで2週間以上まとまった雨は降っていなかったんですが。
15日の警備は盆踊り直前に通り雨的に強く降って、その後も小雨が続きましたがそのまま祭りは決行され、ずぶ濡れになりながら巡回しました。
さて、今回読んだ本は
タイトル よくわかる! 1級ボイラー技士試験
発行所 株式会社 弘文社
編著 中井多喜雄
です。
私が1級ボイラー技士の勉強をした時に使用した参考書なので、もう15年程前の本です。
防災に関連付けて考えると、圧力の危険性、燃料の危険性、地震の際に電源を落とす感震器の話題になるかと思います。
まずは圧力についてですが、ボイラーというものは、単純に言えば釜の中で水を熱して蒸気を発生させる機械です。
その際、水の蒸発に伴って圧力も発生します。
水は蒸発すると体積が1350倍になると言われていますので、大量の水を内包したボイラーが万が一事故で爆発した時は爆弾が爆発したような状態になります。
圧力のかかったボイラー水が火薬と同じと言われる所以です。
地震が発生した際は、圧力を下げるようにすれば爆発の危険性は下がりますね。
次に燃料についてですが、一般的には灯油か重油が使用されています。
灯油の引火点は40〜70度 発火点は220度
重油の引火点は70〜150度 発火点は250〜380度
となっています。
見て分かるとおり、炎や火源があれば容易に火が着きます。
地震が発生した際は、とにかく燃料バルブを閉めて燃料の漏出を防ぎます。
最後に電源についてですが、最近のボイラーには感震器という機械が取り付けてあって、震度5くらいで自動的に電源が切れるようになっているものも多いです。
ただ、古いボイラーには付いていないので、後付けでも取り付けることをオススメします。
ボイラーは専門知識を必要としますので、各責任者の方が危機意識を持って作業にかかる必要があると強く思います。
災害の時は気が動転してしまいがちですが、とにかく落ち着いて行動しましょう。
ありがとうございます。愛しています。